受変電設備とそのコストとは?
2022/07/01
電力は発電所で作られたものをすぐに使えるわけではなく、さまざまな電気設備を経て安全に使える状態に変えられています。
そこで今回は、受変電設備とそのコストを見ていきましょう。
受変電設備にかかるコスト
受変電設備とはいったい何で、コストはどのくらいかかるのでしょうか。
受変電設備とは?
発電所で作られた電力は非常に高圧で、そのままの電圧では家庭や職場で安全に使うことができません。
この電圧を変換し、さまざまな電気製品に使えるように整えてくれるのが受変電設備です。
キュービクルと呼ばれる箱状をした設備で、このキュービクルの中に変圧器や遮断器といった、電圧の変換に必要な機器が詰まっています。
受変電設備にかかるコスト
受変電設備を整えているのは主に工場や、病院、学校といった施設です。
また、規模の大きな企業も当てはまります。
受変電設備のコスト負担が最も大きくなるのは導入時で、コンビニや小さめの工場では100kw程度の規模が目安です。
その際のキュービクルの設置費用は、およそ200万円前後といったところでしょう。
また、受変電設備にはキュービクル式の他に、開放形と呼ばれるタイプもあります。
規模の大きな施設に受変電設備を取り付ける場合は、キュービクル式よりも開放形の方が導入コストを抑えられる可能性が高いため、比較検討が重要です。
まとめ
受変電設備がないと電力会社からの電力を安全に使えないため、コストがかかるのは避けられません。
ただ、規模によって適した受変電設備は違いますので、見極めが重要ですね。
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