寒冷地でキュービクルを屋根に乗せる場合の注意点
2022/02/01
小型の変電設備である「キュービクル」は、比較的大きい設備になるため地面ではなく屋根の上に乗せてしまおうと思う方も多いでしょう。
屋根に乗せること自体は特に問題ないのですが、寒冷地の場合はちょっとした注意が必要かもしれません。
どういうことなのか、詳しく解説していきますね。
寒冷地の注意点
一般的に、キュービクルは室内よりも屋外に適した仕様になっていますので、屋根に乗せて使っていただいても問題ありません。
ただ寒冷地の場合は冬期にかなりの積雪が予想されることから、キュービクル全体を積雪に耐えるような設計で組み上げる必要があります。
また、内部の結露を防ぐためのヒーターが必要な場合もあるでしょう。
このように寒冷地の屋根にキュービクルを設置する場合は、温暖な地域とは別の設備投資が必要になることが多いです。
詳しいことは業者にもご相談を
キュービクルの寒冷地対策は上記のような方向性である程度固まっていますが、個々の環境によっては他の設備が必要な場合もあります。
具体的にどういった設備や費用が必要かについては、ぜひ電気工事会社にご相談ください。
有限会社山田工事でも寒冷地向けのキュービクル工事を行っていますので、ご希望の環境に最も適した設備をご提案することが可能です。
まとめ
寒冷地では冬期の電気設備は重要なライフラインとなりますので、万が一停電が起きれば命に関わります。
積雪があってもキュービクルが正常に稼動するように、設置段階から業者と綿密な相談をしていただき、確実に電気を供給できる環境を整えておきましょう。