屋根にキュービクルを乗せておいても大丈夫?
2022/01/15
発電所から送られてきた電気を変圧する「キュービクル」は、私たちの生活にはなくてはならないものです。
しかし意外と大きい設備のため、ビルやマンションの場合は屋内ではなく屋根に乗せている方も多いことでしょう。
果たしてキュービクルは、屋根に乗せておいても大丈夫なのでしょうか。
詳しく解説していきますね。
キュービクルは屋根に置いてもOK
キュービクルは基本的に、屋外に置くことを想定して作られています。
従って、屋根に乗せてご利用いただいても特に問題はありません。
ただし屋根に置いた場合は気象の影響を受けやすいため、キュービクルにサビや腐食が起きやすくなります。
破損や劣化がないかどうかこまめにチェックを行い、何らかの異常が見られた場合は早めに対処するようにしてください。
キュービクルが劣化すると何がまずい?
キュービクルの内部には、変電のための機械がたくさん入っています。
もし劣化によって外壁に穴が開いてしまったら、害虫やネズミなどが侵入してきて機械に悪影響を及ぼす危険がありますよね。
キュービクルの内部は非常に高電圧になっていますので、内部に何らかの異物が入ると感電したり、漏電の危険があります。
最悪の場合は一帯の停電という事態も考えられますので、劣化は見過ごさずにしっかり直すようにしてください。
有限会社山田工事でも、キュービクルの修理や交換などを承っています。
まとめ
キュービクルは、普段は特に触ることのない設備ですからあまり重要視されないことが多いです。
特に、屋根に乗せてしまうとほとんど忘れてしまいますよね。
しかしキュービクルは私たちの生活を担う「電気」の中継を担う大切場所です。
ぜひ定期的に点検を行っていただき、正常な状態を保つようにしていきましょう。