有限会社山田工事

電気工事の配線について

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電気工事の配線について

電気工事の配線について

2021/11/22

お部屋で電気製品を使う時、コンセントを差し込む穴がありますよね。
この裏側って、どうなってるのか気になりませんか?
壁の中には沢山の配線が通っていて、家全体に電気を送っています。
電気工事の視点から配線について解説します。

電気工事には電気工事士の資格が必要

配線に関わる工事は、国家資格である「電気工事士」が必要です。
素人が勝手に配線を弄ることは出来ません。
漏電などを起こせば、大事故にも繋がり大変危険です。

配線の仕組み

配線の仕組みと役割について解説します。

配線は通る場所が決まっている

配線は決められた場所を通り、各部屋に電気を流しています。
国家資格を持つ業者が、図面で配線図を作成し、その後工事で配線を引きます。
効率よく配線する為にも、しっかりした図面が必要になります。

変圧器を介し一周する回路を形成

配線は、電気代を決めるメーターの中へ通り、引込線を通して電柱にある変圧器と回路を形成します。
この回路には電柱から「行き」の電気が、配線から「帰り」電気が伝わるようになっています。

分電盤で配線を分配

家中の配線は、全て分電盤に集められます。
分電盤とは、電気を分配する装置の名称で、安全装置の役割も持っていてます。
安全装置は3種類あります。

・サービスブレーカー
別名アンペアブレーカーとも呼ばれます。
サービスブレーカーは、電力会社が設定した契約電気容量よりも強い電流が流れた場合、電気供給を止めるブレーカーです。

・漏電ブレーカー
配線からの電気漏れが生じたとき、電気供給を止めるブレーカーです。作動した場合、配線や絶縁体の劣化などが考えられるので、点検を依頼して下さい。

・安全ブレーカー
一般的な家庭で、ブレーカーが落ちたという場合、一番多いのが安全ブレーカーです。
分電盤から回路ごとに取り付けられています。
15~20Aを超える電流が流れるとき、電気供給を止めるブレーカーです。

単相三線式で200Vも使える

低圧線一本に、100Vまたは200Vの電流が流れています。
100Vの電気を配線に引いている場合でも、単相3線式を使えば200Vの電流を配線に引くことが可能です。
単相3線式には、100Vの部分と200Vの部分がり、その部分を変更することで100Vと200Vの電流を、場合に応じて切り替えることが可能です。

まとめ

普段はあまり意識しないコンセントの裏側には、配線や、変圧器、ブレーカーなど、多くの仕組みが働いています。
安全に電気を使うためにも、しっかりと理解したうえで使うように心掛けましょう。

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