高圧電力の供給方法について
2021/09/22
電力自由化で電力会社を自由に切り替えられるようになりました。
「うちの会社も切り替えを検討しようかな」
と思った時に、現在の契約が高圧電力なのか低圧電力かわからないと困ってしまいませんか。
高圧電力と低圧電力では契約や必要設備が変わってくるのです。
高圧電力と低圧電力の違い
高圧電力
・契約電力が目安で50kW以上
・6600Vの高圧電力をキュービクルで受電する
・キュービクルで100Vや200Vに変圧して使う
低圧電力
・契約電力が目安で50kW未満
・電柱の上にある柱上変圧器で100Vと200Vに変圧され配電される
・電気はそのまま使える
特別高圧の電力自由化は2000年開始
電力の自由化は2016年に一般家庭が対象になりました。
メディアでも大いに取り上げられていましたよね。
しかし、大規模工場やオフィスビルなどの自由化はすでに2000年から始まっています。
その後、段階を踏みながら中小規模の工場やビルの高圧区分、一般家庭などの低圧区分へと自由化が進んでいきました。
高圧電力の固定費
高圧電力は「キュービクル」を独自に設置する必要があります。
設置費用や人件費など維持費もかかります。
電気使用量
高圧電力と低圧電力では1kWhあたりの電気使用単価は低圧電力のほうが割高になっています。
しかし、長期的に考えると高圧電力の方が電気使用量に対する削減率は大きくなる可能性は高いかもしれません。
まとめ
高圧電力は店舗や工場などさまざまな商業施設に適しています。
施設内で変圧を行うので、一般家庭の電気代と比べて1kWあたりの電気代は5円~10円程度安くなっています。
現状の使用量や会社の規模を考えて見直しを検討してみてもいいかもしれません。
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