配電工事の主な作業内容について
2021/08/09
今回は配電工事の主な作業内容について見ていきましょう。
配電工事の主な作業内容について
配電工事の主な作業内容には、「建柱工事」、「外線配線工事」、「変圧器などの設置」、「災害復旧」、などがあります。
それぞれどのような内容なのか、詳しく見ていきましょう。
建柱工事
地面に電柱を建てる工事を、建柱工事と言います。
外線配線工事
建柱工事で建てた電柱に、電線を張る工事を外線配線工事と言います。
外線配線工事では、高所作業などを使用し、電線を張ります。
変圧器などの設置
電線を張った後は、電気を送るために必要な、変圧器などの機器を電柱に取り付けます。
災害復旧
配電工事の仕事には、自然災害などによる停電を解消する作業もあります。
電柱の設置について
街中のいたるところにある電柱ですが、その電柱はどのようにして設置されているのでしょう。
基本的な設置工事の流れについて、順番に見ていきましょう。
①大きな電柱を穴掘建柱車のクレーンで吊り、トラックに積みます。
②電柱を建てる場所の、岩石を砕き土砂を掘ります。
③穴掘り建柱車を使用し、慎重に穴を掘っていきます。(電柱全体の、6分の1の深さを掘ります。)
④穴掘建柱車のクレーンで電柱を吊るし上げ、しっかりと穴に差し込みます。
⑤電柱がまっすぐ立っているか、位置などを入念にチェックします。
⑥埋め戻しを進め、電柱の転倒や沈下、傾斜を防ぐため、根枷ブロックを設置します。
⑦最初に掘り起こした土や砕石で、上部まで埋め戻しをおこない、しっかりと固めます。
⑧周辺をきれいに清掃し、設置工事が終了となります。
まとめ
電線を地中に埋める事で、道路がより快適で便利になる「無電柱化工事」が徐々に広がりを見せています。
電柱は、私たちの生活に無くてはならない存在ですが、いつかは電柱の無い広々とした街の景色が見られるかもしれませんね。
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